【お金って大事だなと思い始めたあなたへお勧め】転職と副業のかけ算
はじめに
「あれ、意外と毎月の手取り額で考えると、生活苦しくない?」決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでしたが、特に苦労もなく過ごした私は、特段収入を意識することなく、行きたい会社へと就職活動を行いました。入社後に数年が経ち、1人暮らしを始めてみると、いつの日か自然と収入と出費の関係を気にするようになると、「裕福に暮らすには、もっと稼ぎたい」と思うようになっていきました。
本日は、サラリーマンとして、今以上に稼ぎたい方に向けて、次世代型モデルとなる働き方を知る上でとても有用な本をご紹介いたします!
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方【電子書籍】[ moto ] 価格:1,426円 |
ビジネスに役立つお勧め本はこちら
①「転職と副業のかけ算」moto著
■お勧めポイント:★★★★★
■お勧めしたい方:サラリーマンでいることのメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐという手堅い立ち位置を取りつつ、生涯年収を増やしたい方と考えている人へ
■コメント:
著者の年収は、本書を出したタイミングで5000万円。そのうち、広告ベンチャーで1000万円、副業収入で4000万円と、多くのサラリーマンが羨むような収入を手にしています。こうした収入を得るのに、「転職」と「副業」を掛け合わせる事が有効であり、多くのサラリーマンが生涯年収を最大化させるのに使える戦略だというのが本書の主張です。
転職での年収アップができるのは確かな事のように思います。実際に作者は、自身のファーストキャリアの収入から今に至るまでの年収を明らかにしつつ、段階的に年収を上げるような転職をしている事でそれを明らかにしています。
ここで念頭に置くべきなのは、「市場からの評価」と「上司、会社からの評価」は別物であるということです。世の中の多くのサラリーマンは、どうしても出世を意識することから「上司、会社からの評価」を重視しがちです。何故ならば、平社員から課長、部長、と昇進していく事が、最も身近な年収アップ、キャリアアップの方法だからです。
転職活動では、「上司、会社からの評価」ではなく、「転職市場における市場価値」において、他人と比較される中で評価されるわけです。著者は、「市場からの評価」は「自分の生産性を高める事」で上がっていくと主張しています。また大別すると、以下の5つの要件に分かれていくとまとめています。
① 論理的に思考ができる力
② 構造的に物事を捉える力
③ 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④ 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤ ①から④を用いて組織をマネジメントする力
ここまでの話は、その通りの話だと理解できるのですが、このサラリーマンとしての生産性の高さと「自分を商品として見立てた時の価値」とは、また別なのでは?と考えています。
新卒採用における初年度の年収は概ね一律に決まる一方で、転職活動での年収は選考過程で決まっていきます。求人情報において年収レンジが定まっていることも多いですが、実際に選考過程では「応相談」であったり「現年収や希望年収を考慮した年収オファー」だったりする事が多いです。
戦略として年収を上げていく事を目指していく上で「自分の生産性を高めることは間違いない」と思いますが、個々の転職活動、初めての転職や2回目の転職時には、特に「会社選び」や「年収交渉」を考慮して、進めていく必要があると考えています。このあたりの転職活動に関する進め方については別の記事にまとめたいと思います。
そのほか、著者のキャリアについて知りたい方や、転職の際のHOW、副業の成功に至った背景を知りたい方にとって、とてもお勧めしたい本になりますので、まだ購入されてない方は読んでみる価値ありだと思います!
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方【電子書籍】[ moto ] 価格:1,426円 |
【転職を検討するあなたへのお勧め】このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法
はじめに
「このまま今の会社にいていいのか?」私の心にも、常に浮かぶ言葉の一つでした。転職に関しては、親しい間だからでも、特に会社の人には気軽に相談できる話題ではないと思います。誰にも聞けない、そんなモヤモヤを解消してくれるような本と出会いたくはありませんか?
本日は、転職をする方もそこまで踏み込んだ考えに至ってない方にも、お勧めしたい本をご紹介いたします!
ビジネスに役立つお勧め本はこちら
①「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」北野唯我著
■お勧めポイント:★★★★★
■お勧めしたい方:転職をするにあたって、「判断軸」が欲しい方へ
■コメント:
「30歳前後がキャリアの分かれ道!」というフレーズから、本タイトルのストーリが始まっていきます。本書は、キャリア・転職に悩むサラリーマンを主人公に物語が進んでいくものになりますが、主人公が本屋で手にした雑誌のコピーに関する説明がそれでした。その雑誌において特集記事として「40代で昇進ポテンシャルがなくなった、大企業サラリーマンの悲惨な結末」が生々しく描かれていたようでした。
これは日本の大企業で働くサラリーマンでは、ありふれたストーリですがが、実はそれを周囲で目の当たりにしたり、当人がその目に合わない限りは意識できないものだったりします。残酷なのは、当人がその目にあったタイミングではもう手遅れになっているという事、そこからは如何に細々やっていくかを念頭に置きながら生きていくことになるわけです。私も大企業で働く身として、周囲で昇進レースに破れ、半ば自傷気味に日々を送る人や、早期退職制度を用いて会社を退職をしていく人を多く見てきました。
本書は、情報を見極める「思考の軸」を与えてくれます。自分のマーケットバリュー(市場価値)を測るための方法、マーケットバリューの高め方(20代、30代の過ごし方)、転職先となる会社の見極め方、良い会社の見極め方などです。
特に印象的だったのが、仕事における「楽しみ」について、人は「being型」と「to do 型」に分けられるという考え方でした。時に、「自分はやりたい事がない」ことに悩みがちですが、仕事を通じてやりたい事がなく、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を考える人がほとんどである事を本書では語ってくれており、溜飲が下がったように思います。
筆者はこの本の目的は、全ての人が「いつでも転職できる状態」にする事を願い、書いていると記しています。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法【電子書籍】[ 北野唯我 ] 価格:1,386円 |
マンガ このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法【電子書籍】[ 北野唯我 ] 価格:1,243円 |
【30代男性なら、恐らく懐かしいマンガの勧め②】ホイッスル
はじめに
個人的にはかなり面白い作品だと思いますが、意外と脚光を浴びずに終わってしまったなという感想を持つような漫画ってありませんか?
今日は、「下手くそだけど、ただ真っ直ぐに直向きな姿勢に好感が持てる!その努力が徐々に報われていく様が見られる」そんな漫画が好きな人ならば、きっと楽しめるマンガを紹介します!
価格:680円 |
30代男性なら、恐らく懐かしいお勧めマンガはこちら
①「ホイッスル」樋口大輔作
■お勧めポイント:★★★★★
■お勧めしたい方:
① 可愛らしい絵柄で、サッカーに情熱をかける少年達を見たい方
② サッカーを題材に、リアルな心理描写を見たい方
■コメント:
① 可愛らしい絵柄で、サッカーに情熱をかける少年達
この漫画の特長は、中学校サッカーを舞台に身長が高いとは言えない童顔な主人公を始めとし、全体的に可愛らしい登場人物が多い事にあると言えます。
もうひとつの特長は、主人公が「下手くそなんだけど、熱い」というのが、この漫画のユニークな点と言えます。主人公は、サッカー選手を夢見て、名門のサッカー部に入部するも体格に恵まれない事から、まともな練習に参加する事ができず、技術的にも優れてない「下手くそ」な扱いから、物語がスタートします。そこから直向きな主人公は、ひたすらに練習を重ねて、周囲に「下手くそ」扱いをされながらも、泥だらけでプレーするわけです。
応援したくなります!
周囲の理解ある人達は、そうしたプレースタイルに感化されて、上手いのだけども、どこか一歩距離を置いてサッカーに取り組むチームメイトの1人を本気にさせたりなど、周りに影響を与えていく事になります。>② サッカーを題材に、リアルな心理描写を見たい方
主人公以外にも、同じ学校のチームメイトや他校のプレイヤー、地区代表チームメイトなど、様々な登場人物が出てきますが、そうした登場人物の心理描写が随所に出てくる事が特長と言えます。
紹介した内容以外にも、実在の日本代表選手のプレイに重ねたようなプレイ(例えば、中山雅史のゼロ角度シュートなど)など、魅力の多い作品のように思います。まだ読んだことのない方にはおすすめの一冊です。
【中古】 ホイッスル!W 1 / 樋口 大輔 / 小学館 [コミック]【メール便送料無料】【あす楽対応】 価格:235円 |
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管理者:tony
【30代男性なら、恐らく懐かしいゲームの勧め①】ライブアライブ
はじめに
スーパーファミコンで発売されていたロールプレイングゲーム(RPG)について語りたい、そんな人はいませんか? 今日は、正に知る人ぞ知る、RPGの超大作が並ぶ時代の狭間の中で埋もれてしまったが、高いドラマ性やキャラクター性で注目を集めた作品をご紹介します!
価格:4,936円 |
30代男性なら、きっと懐かしいお勧めゲームはこちら
①「ライブアライブ」
■お勧めポイント:★★★★
■お勧めしたい方:
① 「歴代の隠れた名作」を楽しんでみたい方
② 過去、ライブアライブをプレイした事がある方(リメイク版がお勧めです!)
■コメント:
① 「歴代の隠れた名作」と名高い「ライブアライブ」
本作品への印象を一言でいえば、当時のRPG作品としては「野心的」な作品でした。オムニバス形式で、各エピソードの異なる主人公を選んでいく展開、世界観・キャラクタも全く異なるものになっています。それは一見すると一貫性の無いように見えるものでしたが、一つ一つのエピソードの個性が十分にありつつ、最後のエピソードでは各エピソードの主人公が集結するようになっており、そこまで成長させたキャラクター達をアレンジしながら楽しむ事ができるようになっています。
また、ラストのエピソードのひとつ前の主人公を取り巻く状況は、今までのRPGには無い悲惨さがある事で有名であり、これは「従来のRPGへのアンチ・テーゼ」とも言われています。
こうした野心的な取り組みの中で、オリジナリティがある作品と思えますが、そこまで有名な作品とならなかったのは、当時の背景として「ファイナルファンタジー6」や「クロノ・トリガー」といったビックタイトルに押されてしまった事が要因にあるように思います。これらの作品を既にプレイされていて、新たなRPGをやりたいという方にはぜひお勧めしたい作品です。
② 過去、ライブアライブをプレイした事がある方には、リメイク版がお勧め
1994年にスーパーファミコンで発売された本作品であるが、Nintendo Switch で新たにリメイク作品として、発売された。特長的なのは「HDー2D」技術とボイス追加があるが、過去の作品にて指摘されたゲーム内でのキャラクタによる強弱のアンバランスさも解消されている部分がある。原作にはなるべく忠実にしながら、追加要素を多いため、熱心なファンにとっては優れた作品になることは間違い無いと思われます。
ぜひ、未プレイの方もそうで無い方も、一度はプレイしてみる事をお勧めしたい作品です!
価格:4,936円 |
【30代男性なら、恐らく懐かしいマンガの勧め①】モンキーターン
はじめに
今日は2投稿目です。知る人ぞ知る漫画だけど、人にぜひ勧めたい、そんなマンガってありませんか? 今日は、マニアックな分野を知りたい、もしくは、スポーツをドラマティックな展開で見たい、そんな方ならきっと楽しめるマンガを紹介します!
30代男性なら、きっと懐かしいお勧めマンガはこちら
①「モンキーターン」作者 河合克敏
■お勧めポイント:★★★★
■お勧めしたい方:
① 主人公が競艇というスポーツの頂点を目指して、奮闘していく様を見たい方
② 主人公を取り巻く人間模様、群像劇に面白さを感じられる方
■コメント:
① 主人公が競艇というスポーツの頂点を目指して、奮闘していく様 が面白い
物語は、主人公がプロ野球選手を目指す高校野球児だったところから始まります。甲子園を目指して大会に出場するも、地方大会で敗退、夢破れる中、担任の勧めで「競艇」というスポーツに出会います。養成学校に入学し、競艇というスポーツの厳しさにぶつかりながら、主人公の負けん気と少しずつ見える才能から頭角を表していき、やがてプロになります。その後、年間を通じて複数回ある大会に出場し、シーズンを過ごしていく事になるのですが、漫画を読むとその月日の流れは早く、飽きさせない展開でした。
特に、SGというトップクラスの大会にプロになってそれほど年数を経たずに優勝したにもかかわらず、直ぐの試合で大怪我を負う、その後リハビリを経て、再度優勝を飾る事になるまでの展開には胸が熱くなりました。
② 主人公を取り巻く人間模様、群像劇が面白い
主人公である波多野憲二の魅力として実直な性格と熱い情熱があります。その性格が出たエピソードとして、とあるアクシデントで弟子を失った事から、2度と弟子を取らないという事で有名であったベテラン選手古池に弟子入りをする事に成功した事にあります。その他にも、ファンに愛されたり、仲間の選手に信頼されたり、人の輪の中心に波多野憲二が居るのです。
選手としての魅力は、挫折を乗り越える不屈の闘志でしょうか。競艇の研修所に入ったばかりの頃は、転覆を繰り返して転覆王という情けない称号を貰ってしまいますが、実は同期の中で誰よりも早く、難しいターンに挑戦していたが故であり、その結果としてその後に「Vモンキー」という業界初のターン技術を身につける程、大きな成長を遂げるようになります。
紹介した内容以外にも、主人公を取り巻く恋愛模様や、ライバル関係、主人公達の活躍に押されて光が当たらなかった同期の活躍など、様々な点で魅力の多い作品のように思います。まだ読んだことのない方にはおすすめの一冊です。
【中古】【全品10倍!8/20限定】モンキーターン <全30巻セット> / 河合克敏(コミックセット) 価格:6,668円 |
【30代男性なら、きっと懐かしいマンガの勧め①】ダイの大冒険
はじめに
いつ読んでも、感動して涙をしてしまう、友達と久しぶりに会ったときにふと話題に上がったときに「良いよね!」と反応してしまう、そんなマンガってありませんか?今日は、ドラクエ ファンならば、きっと楽しめるマンガを紹介します!
30代男性なら、きっと懐かしいお勧めマンガはこちら
①「ダイの大冒険」原作 三条陸 漫画 稲田浩司
■お勧めポイント:★★★★★
■お勧めしたい方:30代男性、ドラクエファン、冒険活劇でワクワクしたい方、どれかに当てはまるならば、必見です!
■コメント:
① ドラゴンクエストの世界観を受け継いでいる
この漫画の特長は、監修にドラゴンクエストシリーズのシナリオライターである堀井雄二氏が入っていることで、ドラゴンクエストの世界観が受け継がれている事がファンを惹きつけている要素の一つになっています。
まず、勇者や魔法使い、武道家などの職業の概念があります。印象的なシーンとして、主人公であるダイが、戦いの最中で「勇者」という職業とは何かを、魔法使いのポップの師匠であるマトリフに解説されているシーンがあります。
「勇者はなんでもできる。だが力だったら戦士のほうが上だ。魔法だって魔法使いにゃかなわねぇ。なんでもできる反面なんにもできないのが勇者って人種さ…だが…勇者にも一つだけ他のやつには真似できない最強の武器がある…
決まってんだろ勇者の武器は勇気”だよ!」
ドラゴンクエスト という世界観を踏まえながら、「勇者」という職業への解釈としてメッセージ性が高いなと思いました。(ただ、RPGをやっていると思いますが、勇者=主人公への期待は、パーティーの中で圧倒的に強い存在として君臨してくれていると良いなと思ったりします。)
また、登場人物達が扱う呪文も、ドラゴンクエストの世界観を受け継いでいます。「メラゾーマ」や「イオナズン」といった呪文が登場してきます。(ちなみに、魔王であるハドラーが「ベキラゴン」という呪文を使うのですが、両手じゃないとこの呪文って使えないんだ、という気づきがあったりしました。笑)
② セリフが熱い!
登場人物達のセリフが印象的ですね。
「・・・そう!!おれを呼ぶなら大魔導士とでも呼んでくれっ!!!」
熱いですね!ドラゴンクエスト に親しむ人にとっては、魔法使いの上級職といえば「賢者」というイメージが強かったわけですが、その常識を覆す言葉でした。
「今まで生まれ育った大地を!国を!そしてそこに生きるすべての人々をっ…!!悪を倒すためではなくあたしたちの受け継いできたものが決して間違っていないことを証明するためにっ…!!!…力がほしいっ!!それだけよっ!!!」
これも熱かったですね!破邪の洞窟でレオナが魔法習得の儀式で、精霊から問われる質問への回答です。「ダイの大冒険」の中では「正義無き力と、力無き正義」という考え方がよく出てきます。マァムへアバンが教える言葉でしたが、その言葉を教える前から、レオナの心にもその言葉があった事を表しているシーンでした。
紹介した内容以外にも、キャラクターの成長が目覚しさや、悪に染まったキャラクターが主人公のダイに触れて改心していく様など、魅力の多い作品のように思います。まだ読んだことのない方にはおすすめの一冊です。
【中古】【全品10倍!8/20限定】ドラゴンクエスト−ダイの大冒険− <全37巻セット> / 稲田浩司(コミックセット) 価格:5,298円 |
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 5 (ジャンプコミックス) [ 芝田 優作 ] 価格:484円 |