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【お金って大事だなと思い始めたあなたへお勧め】転職と副業のかけ算

はじめに

「あれ、意外と毎月の手取り額で考えると、生活苦しくない?」決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでしたが、特に苦労もなく過ごした私は、特段収入を意識することなく、行きたい会社へと就職活動を行いました。入社後に数年が経ち、1人暮らしを始めてみると、いつの日か自然と収入と出費の関係を気にするようになると、「裕福に暮らすには、もっと稼ぎたい」と思うようになっていきました。
本日は、サラリーマンとして、今以上に稼ぎたい方に向けて、次世代型モデルとなる働き方を知る上でとても有用な本をご紹介いたします!

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方【電子書籍】[ moto ]

価格:1,426円
(2022/8/27 16:31時点)
感想(1件)

ビジネスに役立つお勧め本はこちら

①「転職と副業のかけ算」moto著

■お勧めポイント:★★★★★

■お勧めしたい方:サラリーマンでいることのメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐという手堅い立ち位置を取りつつ、生涯年収を増やしたい方と考えている人へ

■コメント:

著者の年収は、本書を出したタイミングで5000万円。そのうち、広告ベンチャーで1000万円、副業収入で4000万円と、多くのサラリーマンが羨むような収入を手にしています。こうした収入を得るのに、「転職」と「副業」を掛け合わせる事が有効であり、多くのサラリーマンが生涯年収を最大化させるのに使える戦略だというのが本書の主張です。

転職での年収アップができるのは確かな事のように思います。実際に作者は、自身のファーストキャリアの収入から今に至るまでの年収を明らかにしつつ、段階的に年収を上げるような転職をしている事でそれを明らかにしています。
ここで念頭に置くべきなのは、「市場からの評価」と「上司、会社からの評価」は別物であるということです。世の中の多くのサラリーマンは、どうしても出世を意識することから「上司、会社からの評価」を重視しがちです。何故ならば、平社員から課長、部長、と昇進していく事が、最も身近な年収アップ、キャリアアップの方法だからです。

転職活動では、「上司、会社からの評価」ではなく、「転職市場における市場価値」において、他人と比較される中で評価されるわけです。著者は、「市場からの評価」は「自分の生産性を高める事」で上がっていくと主張しています。また大別すると、以下の5つの要件に分かれていくとまとめています。
① 論理的に思考ができる力
② 構造的に物事を捉える力
③ 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④ 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤ ①から④を用いて組織をマネジメントする力

ここまでの話は、その通りの話だと理解できるのですが、このサラリーマンとしての生産性の高さと「自分を商品として見立てた時の価値」とは、また別なのでは?と考えています。

新卒採用における初年度の年収は概ね一律に決まる一方で、転職活動での年収は選考過程で決まっていきます。求人情報において年収レンジが定まっていることも多いですが、実際に選考過程では「応相談」であったり「現年収や希望年収を考慮した年収オファー」だったりする事が多いです。

戦略として年収を上げていく事を目指していく上で「自分の生産性を高めることは間違いない」と思いますが、個々の転職活動、初めての転職や2回目の転職時には、特に「会社選び」や「年収交渉」を考慮して、進めていく必要があると考えています。このあたりの転職活動に関する進め方については別の記事にまとめたいと思います。

そのほか、著者のキャリアについて知りたい方や、転職の際のHOW、副業の成功に至った背景を知りたい方にとって、とてもお勧めしたい本になりますので、まだ購入されてない方は読んでみる価値ありだと思います!

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